子どもが金庫の暗証番号を繰り返し話すので困っています。

k_001やってはいけないということを進んでするのが子供である。高級デパートで息子と一緒にトイレに入り、「ママが用を足している間は絶対にトイレのカギを開けてはいけません」とあれほど口酸っぱく言ったにも関わらず、私が用足し中にカギを勝手に開けて脱走したり(結局迷子放送で呼び出して探してもらった)、「スーパーでは大人しくママの隣にいなさい」と言い聞かせているにも関わらず一人暴走して卵売り場の棚の中に紛れていたり(卵を取ろうとしていたおばあちゃんが悲鳴を上げていた)、それやったら困るということをあえてするのが子供だ。

それと同じように、言ってはいけないということを進んで言うのも子供である。私の体重を言いふらしたり、夫の酒癖の悪さを吹聴したりするのにも困っている。だが一番困っているのが、我が家の金庫の暗証番号を繰り返し人に話すということだ。子供だからと高をくくって番号を教えてしまったのがまずかった。てっきりすぐに忘れると思っていた暗証番号だったが、そんなことに対する記憶力だけはいいのも子供である。結局我が家の金庫の暗証番号を、園長先生や担任の先生、果ては掃除のおばさんまで知ることとなってしまったのだ。番号が決まっているタイプの金庫なので、番号を知られてしまったら金庫を買い替えるしかない。幼稚園に勤めている人たちがよからぬことをするとは思わないけれど、もし何かあったときに幼稚園の人たちを疑うことになるのも嫌なので、結局金庫は買い替えることになった。もちろん、次の金庫が届いたら、決して息子には暗証番号を教えないつもりでいる。

金庫が開かないトラブルを即日解決、番号忘れたもOK 丨 金庫の救急隊